著書

  • 『未来への羅針盤』

    2010年9月25日、中央公論新社

    いつの時代も人々を確かな未来へと導く、揺るぎない“真理”を20の法則として凝縮しました。各法則にはそれぞれ副題として、「本当に大切なものは不変・普遍であり、目には見えない」、「多様性とは、強靭で豊かな未来を生む母である」など法則の内容を表す一言が添えられていますので、「目次」に目を通しただけですべての法則のエッセンスが一目でわかるようになっています。興味を持った法則のページをさらに読み進むと、各法則は具体的なエピソードや先人の言葉を交えてわかりやすく解説されています。人生で道に迷った時、前に進む勇気や活力が欲しいと思った時、中学生から大人まで読んでいただきたい「生き方ガイドブック」です。

  • 『風の記憶 時の雫』

    2004年5月、Kカンパニー

    NHK入局、フリーランスへの転身、パリへの移住、2度の参議院選挙そして結婚など、常に「自分らしく」生きるために人一倍悩み迷い悪戦苦闘した20年の日々を本音で語った第2エッセイ集。前半の『風の記憶』では主に、ニュースキャスターや国会議員として活動するまでの挑戦の記録が、また後半の『時の雫』では、キャスターという肩書を捨てて初めて素顔の自分と向き合うことができたパリでの暮らしや、その経験があったからこそ決断することができた結婚秘話など、よりプライベートな内容が綴られています。

  • 『夢見るリアリスト』

    1991年7月、海竜社

    ニュースキャスターとして一年余り『週刊読売』に連載したコラムや、『月刊朝日』などに掲載されたエッセイをまとめた第一エッセイ集。表題である『夢見るリアリスト』には、常に現実を直視する勇気を持ちながら、理想とする社会のあるべき姿に近づこうと努力するジャーナリストとしての覚悟や志がこめられています。「現実と夢(理想)の狭間で引き裂かれるしんどさこそが、生きている実感、生まれてきた意味」という筆者の言葉通り、スタジオのみならず各ニュースの現場で様々な不条理に遭遇し、それでも報道の使命をまっとうしたいと苦悩する若きキャスターの熱気を感じられる一冊です。