自由な思考、深い考察〜「アカデミア・ラボ」が目指す未来創造型教育

AIなど科学技術の進歩、グローバル化の進展、気候変動などによる激動と混迷の時代。真に豊かな未来を拓く“人間力”教育は、どうあるべきか?

その問いに真正面から向き合い誕生したのが「作新アカデミア・ラボ」です。

授業の柱は、「アクティブ・ラーニング」と「イマージョン教育」。

「アクティブ・ラーニング」では、生徒自身が能動的に課題を設定し、調査・探究を重ね、ディスカッションやディベートを通じて、自身を取り巻く社会的課題を解決する力を養います。

自ら思考・探究することにより未来をデザインする「自律的な学び」は、建学以来「自学自習」を教育の第一に掲げる作新学院にとっての真骨頂です。

「イマージョン教育」は「immerse(浸す)」に由来し、文字通り英語漬けの環境で様々な教科内容を学び、発表討論型学習を実践することにより、生きたコミュニケーション能力と世界への幅広い視野を培います。

「アカデミア・ラボ」の発想は、私が20年前、米国MIT(マサチューセッツ工科大学)の「メディア・ラボ」を訪問した際に受けた衝撃的とも言える感動に端を発しています。

日本の学校も「メディア・ラボ」のように、年齢や所属、分野や専門、言語や民族…あらゆる違いを越えた知のセッションを通じて、社会の様々な課題を解決し世の中を刷新して行く、自由で多様な「知と生命(いのち)の実験場」でありたい。

「アカデミア・ラボ」が追求するシンプルなビジョンです。

日本開国の父・勝海舟によって命名された「作新」の名に恥じぬよう、日本の教育に夜明けをもたらす「アカデミア・ラボ」となれるよう、今後とも努力を重ねて参ります。

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