NHK入局、フリーランスへの転身、パリへの移住、2度の参議院選挙そして結婚など、常に「自分らしく」生きるために人一倍悩み迷い悪戦苦闘した20年の日々を本音で語った第2エッセイ集。前半の『風の記憶』では主に、ニュースキャスターや国会議員として活動するまでの挑戦の記録が、また後半の『時の雫』では、キャスターという肩書を捨てて初めて素顔の自分と向き合うことができたパリでの暮らしや、その経験があったからこそ決断することができた結婚秘話など、よりプライベートな内容が綴られています。
畑恵著『風の記憶 時の雫』2004年5月、Kカンパニー
プロローグ
- プロローグ
風の記憶
第一章 自分らしく生きること それは限りない挑戦
- 自分らしく生きたい すべてはそこから始まった
- 挑戦するなら、退路は断って捨て身になる
- 自分らしく生きるための挑戦(前編)
- NHK、フリーランス、そしてパリへ
- 自分らしく生きるための挑戦(後編)
- 参議院選挙・平成7年&13年に起きた二度の奇跡
- 挑戦から逃げたあの日 屈辱が教えてくれたこと
第二章 自分らしくあるために 内なる声に耳を澄ます
- 逆風も帆の張り方で順風に
- 徹底的に悩むからこそ、思い切り飛べる
- 私が私でいられるスタイルにこだわって
- 三つ子の “自分らしさ” 百まで
- 運命には必ず意味がある
時の雫
第一章 パリ 本当の自分が生まれた街
- 心の贅肉を落としたら
- 心を解き放つと、感動できる自分になれる
- 「ほどほど」の美学
第二章 夫婦は魂のかたわれ 失ったら自分が自分でなくなってしまうもの
- 「魂のかたわれ」とめぐり合って
- 夫婦はイコール・パートナー
- 名前は自分のアイデンティティ
- 親バカ恐るべし
- 相性最悪?
第三章 すべては恩寵 時が教えてくれたこと
- 自分なりの「幸せのものさし」を持つ
- 嫌な言葉は翻訳して元気の素に
- 天に願うのではなく、祈る
- 「どうせ」という言葉は使わない
- 感謝すること、誉めることが、運を呼び込む
- お気に入りのアートで、心の調律を
エピローグ
- エピローグ